
1分で読めるコラム
WordPressってオワコン?
今回は『WordPressってオワコン?』というテーマでお届けします。
依然として圧倒的なシェア率
いつからか『WordPressはもう古い』『オワコンだ』という声を聞くことが増えました。確かに、新しい技術やサービスが登場する中で、WordPressは古参の部類に入るでしょう。
ただ、W3Techsの調査によると、WordPressは現在でもWebサイトの約43.4%で使用されています。
右肩上がりだったシェア率が、2022年から止まってはいますが、今もなお他のCMSを大きく引き離しています。
参考:Historical yearly trends in the usage statistics of content management systems, June 2025
WordPressに代わる選択肢がない
WordPressがオワコンだったとしても、WordPressに代わる決定的な選択肢がないように思います。
- ノーコードツールは自由度の低さがネック
- ヘッドレスCMSはmicroCMSのBusinessで月額7.5万円~と高額 / 制作難易度もWordPressより高い
結果として、多くの企業や制作者が『結局WordPressが一番バランスが良い』という結論に至っている気がします。柔軟性、金銭的コスト、学習コスト、触れる方が多いという意味での保守性を考えると、WordPressは依然として最も『無難』で『確実』な選択肢になることが多いです。
学習価値は今でも高い
実際の案件を見ても、WordPress関連の仕事は豊富にあります。
WordPress案件をやらない制作者もいますが、そうなると受けれる仕事の数は減ります。
就職・転職活動でも『WordPressのテーマ作成はできますか?』は定番の質問です。
技術的な好みは別として、キャリアの選択肢を広げる意味でも、WordPressは勉強しておいた方が良いです。
まとめ
WordPressが『オワコン』かどうかは、どの視点で見るかによって変わります。最新技術の観点では古く見えるかもしれませんが、実用性とビジネスの観点では、まだまだ現役です。
商売をする上では、技術トレンドよりも、より大切なのは、実際のニーズです!